5月26日に、当科主催の武蔵小杉総合連携カンファレンスが開催されました。今回のカンファレンスも、完全オンラインで、 東海大学循環器内科学教授である伊苅 裕二先生からご講演を賜りました。
初めのセッションでは、当院循環器内科の坪井一平先生から、院内クラスターの契機となった新型コロナウイルス感染症の不整脈の患者さんの診療経験ついて非常に興味深いお話をお聞きしました。
伊苅先生からは、循環器領域の先生方にとって衝撃を与えたISCHEMIA試験の結果や、カテーテル治療後の患者さんに対する抗血小板薬と経口抗凝固薬の使い方など、日常の臨床実践に役立つ情報を提供いただきました。さらに、新型コロナウイルス感染症パンデミックにおける在宅医療の適切な対応についての貴重な知識を得ました。また、神奈川県循環器病対策推進協議会の責任者として、脳卒中と循環器病克服の5カ年計画についてもご説明いただきました。当科も循環器内科と協力し、川崎市の救急医療に貢献していきたいと考えております。
最後に、このカンファレンスの座長を務めていただいた荒田 浩久先生にも、心から感謝申し上げます。
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